最近、指の機能が著しく低下してきました。
40代になってから体の様々な器官の衰えを満喫してきましたが、まさか指が衰えるなんて…
昨夜は牛丼を食べながら何度も指が吊り、最終的に箸を諦めてスプーンで食べました。
日本人として箸で完食出来なかったことが悔やまれてなりません。
常日頃、日本男児として恥じぬよう教育してきた息子の前でスプーンを使うことは、まさに断腸の思いでした。
僕は家族の前で西洋の食器を使う辱めを受けながら、同時にスプーンなるものの指への負担の少なさに感嘆の思いを抱かずにはいられませんでした。
これからはスプーンで牛丼を食べる時代が来るかもしれない。
僕は吊った左手をグーパーしながら、未来の日本人がスプーンで牛丼を食べながら食卓を囲む、そんなモダンな光景を想像していたのでした。
*字が震えて非常に読みづらいと思いますが、ご容赦下さい。